IQ至上主義を卒業しよう!多重知能理論

子どもの勉強教え方教室

2019年01月11日(金)才能 

IQ至上主義を卒業しよう!多重知能理論

ハーバード大学大学院教授のハワード・ガードナーが提唱するMI(多重知能)理論をご紹介します。

子どもの才能を伸ばすことにストップをかけている可能性が高いIQ至上主義からそろそろ脱却しませんか?



ハワード・ガードナー教授ってどんな人?

ハワード・ガードナー Howard Gardner (1943 - )は、ハーバード大学教育学大学院教授であり、心理学の世界的権威です。

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彼の一番の業績と情熱の源は、MI(多重知能)理論です。

 

MI(Multiple Intelligence:多重知能)理論とは?

MI(多重知能)理論とは、簡単に言えば、知性は1つではなく、多様であり、多重である、という理論です。

この理論で、ハワード・ガードナー教授はIQ至上主義に異議を投げかけてきました。

Multiple Intelligence(MI:多重知能)では、主に8つの分野に知性が分けられています。

  • 言語的知性
  • 論理的・数学的知性
  • 空間的知性
  • 身体・運動的能力
  • 音楽的知性
  • 対人知性
  • 内省的知性
  • 博学的知性

この分類すらも暫定的であり今後増える可能性があるとハワード・ガードナー教授は主張しています。

このMI:多重知能モデルを軸に、ハワード・ガードナー教授は「プロジェクト・スペクトラム」と称して多様な知性をのばす教育を研究しています。

知能は一つではない、頭がいい子・悪い子がいるわけではない、それぞれが様々な知性を持っているんだ、それを伸ばしていける教育をしよう、というわけです。

 

対人知性とは?

この8つの知能の中で、あまり知性として認識されてこなかったのが、対人知性かもしれません。

対人知性とは、友情、愛情、信頼、こうした目に見えない人間同士の絆を形成するのに欠かせない知性であり、他人の気持ちや感情、モチベーションなどを見分ける、他者と協力的・能動的に過ごせる能力のことを言います。

対人知性における重要な知性が以下の4つの要素とされています。

  • 組織力・・・人々を組織する力、キャプテンやリーダーに欠かせない能力。
  • 交渉力・・・物事を調整し、調停する能力。争いを防いだり、話をまとめるのが得意。
  • 連帯力・・・人間関係を構築し、チームワークを築く能力。
  • 分析力・・・他人の感情や心理を的確に洞察する能力。

社会的動物といわれる人間にとって、どれも重要なことは一目瞭然の知性です。

AIの登場で将来多くの仕事が置き換えられてしまうといわれている今、豊かな人間関係を構築できる力は、今後より重要さを増してくるでしょう。

 

まとめ

IQや偏差値にこだわりすぎて、目の前の子どもをランク付けしたり、叱咤してしまったりしていませんか?

現代の学校教育で採用され認められている知性は、人間にとってのほんのわずかな一部の能力です。

それにも関わらず、わたしたち大人はIQや偏差値といった狭い能力の定義を子どもに押し付け、「お前はダメな子」というメッセージを送ってしまいがちです。伸びる才能も、へし折られてしまいます。

子どもの一番身近にいるお父さん・お母さんは、子どもの様々な知性を見極め、長所を伸ばしていける一番の味方でいてあげてください。

 


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