暴れ馬をどう手なずける?いろいろな方法を考えてみよう

子どもの勉強教え方教室

2019年01月08日(火)自由研究 

暴れ馬をどう手なずける?いろいろな方法を考えてみよう

誰の言うことも聞かないで暴れまくる馬をどう手なずけることができるでしょうか?

一緒に考えてみましょう。



あなたならどうする?暴れ馬

あなたに一頭の馬が贈られました。

美しく、能力の高いとても有名な名馬です。

しかし、この馬はもう一つの理由で有名でした。それは、相当な暴れ馬だということ。どんな名人でも手なずけることはできませんでした。

さあ、あなたならどうやってこの馬を手なずけることができるでしょうか?


アレクサンドロス三世と名馬ブケファラス

実は、この話はアルゲアデス朝のマケドニア王、アレクサンドロス三世と彼の名馬ブケファラスのエピソードなのです。

アレクサンドロス三世がまだ若かった頃、一頭の馬が贈られました。 その馬の名は、ブケファラス。相当な暴れ馬で、どんな名人でもブケファラスを手なずけることはできませんでした。しかし、アレクサンドロス三世は、暴れ馬をあっという間に手なずけたのです。

どうしてアレクサンドロス三世には、ほかの人がどんなにやってもできなかったことが成し遂げられたのでしょうか?

それは、彼は、ブケファラスが暴れる本当の理由を見抜いたからでした。

ブケファラスは、自分の影に怯えて飛び跳ねていました。

ブケファラスが恐怖で飛び上がると、もちろん影も一緒に動くので、ブケファラスはパニックになっていたのです。

これを見抜いたアレクサンドロス三世は、ブケファラスの鼻を太陽に向け、支えてやりました。

たちまち、ブケファラスは落ち着き、疲れ切った様子を見せ、おとなしくなったといいます。


子どもの教育に置きかえてみたら

アレクサンドロス三世と名馬ブケファラスのエピソードは、子どもの教育に置きかえて考えても学ぶことが多くあります。

周囲が理解できないうちは、ブケファラスは手の付けられない暴れ馬でした。アレクサンドロス三世がその目の前のブケファラスを評判や断定的な見方などに惑わされずに、自分の目でしっかりと見つめることができたからこそ、ブケファラスの恐怖は取り除かれ、その後名馬として活躍できたのです。

問題のある子どものレッテルが張られていたとしても、子どもの理解できない言動や態度を一般常識の目から見ずに、目の前の子どもを見つめられると、本当の解決可能な問題が見えてきて、才能が伸びていくきっかけになる可能性が多くあります。

ちなみに、インディアンは馬を手なずけるのに、最初は遠くから優しく小さい声で話しかけるのだそうです。何日もかけて、少しずつ少しずつその距離を縮め、馬が触ることを許してくれるまでに十分な時間をかけます。そうすることで、ムチを打つような調教をしなくても、言うことを聞いてくれるようになるとのことです。

絆をつくる方法といえますね。

馬の手なずけ方も一つではありません。子どもの才能が伸びていく方法も一つではありません。目の前の存在に必要なことをすることで、才能が伸びていけるのでしょう。


まとめ

暴れ馬ブケファラスを手なずけるのに、アレクサンドロス三世はブケファラスが暴れる原因を見極めて、名馬に変えることを見事にやってのけました。それができたのは、噂や評判や表面的な様子に偏見を持つことなく、目の前のブケファラスを見つめることができたからです。暴れ馬を手なずける方法は一つではありません。子育てにも通じる知恵ともいえるでしょう。あなたならどうやって手なずけられたか、自分なりの方法を考えてみましょう。


読み終わったら考えてみよう

  • なぜアレクサンドロス三世はブケファラスを手なずけることができましたか?
  • この逸話から得られたあなたにとっての教訓は何ですか?


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