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不定冠詞

レベル:初級~中級
 
    

皆さん、こんにちは。英語担当のはなまるです。げんきですか?

 

今日はもう一度冠詞、特に不定冠詞を勉強してマスターしてしまいましょう。

 

では、いつものように本題に入る前に少々脱線しましょう。

 

日本語でしたら犬は「ワンワン」、猫は「ニャーニャー」と鳴きますね。

 

下に各国語でどんな鳴き方をするか表にしてみましょう。

言語
英語 Bow wow Meow mew
フランス語 Oauh oauh Miaou
日本語 Wan wan Nyaa nyaa
ドイツ語 Wau wau Miau
中国語 Wang wang Miao

 

面白いのはイギリスの心理学者がこんな実験をしています。

音節「ガ」を発音している人の動画をビデオに録画して、「ガ」の動画に「バ」の音声を付けてビデをテープを再生するのです。

つまり動画の唇は「ガ」の動き、音は「バ」という状態です。

そうするとこれを聞かされた人の多くが「ダ」という音を聞いているのです。

 

 同じ実験を目を閉じてやってもらうと、みんなきちんと「バ」の音を聞いています。

 

つまり私たちは常に自分の五感から入る情報を積極的に使って脳内で判断しているのです。

 

そしてそれを判断する脳はもちろん自分の持っているカルチャーを基本にして判断します。

 

ですから、新しいことを始めるときにはそれが数学の多次元の世界であれ外国語であれ、現在の自分のフィーリングに固執すると、なかなか進歩できませんね。

 

さて脱線はこのくらいにして、不定冠詞をマスターしてしまいましょう。

 

テストにも時々でる、a と an の使い分けを確認しておきましょう。

 

a は子音の前で、an は母音の前とならいますね。

 

ここで注意しなくてはいけないのは、この子音とか母音というのは、単語のつづりではなくて、発音だということですね。

 

An apple, an idea, a dog 等はわかりやすいですね。

 

では、 woman, European はどうでしょうか?わかりますか?

 

A woman, a European ですね。

 

これは半母音のまえも子音の前と同じように a を使うからです。

 

では、 MP( Member of Parliament )、 SOS の場合はどうでしょうか?

 

An MP, an SOS ですね。

 

発音が [em pi:] [es ou es] で両方とも母音で始まるからですね。

 

発音によって規則が決まっていることを理解すれば当たり前なのですが、h で綴りが始まっていても、h が発音されなくて、発音が母音で始まるときには、 an を使います。

An hour, an heir 等ですね。

 

不定冠詞の使用法の基本は、話し手の頭の中のフィーリングとして不特定の単数として考えられているものに使います。

 

たとえば、

I borrowed a book from the library and found that a page was missing.

という文章では、当然話し手は自分が借り出してきた本ですからはっきり特定できるものですが、この話の中では話し手はその本の特定をすることに関心があるわけではないということです。

 

同じように、抜けていたページについても、話し手は当然はっきりと特定できるわけですが、この話の中ではどのページが抜けていたかということに話の関心があるのではなくて、単に1ページ抜けていたということを伝えるのに関心があるのです。

 

ですから、a book, a page ですね。

 

この不定冠詞の基本的な用法は、次のように拡大されます。

 

(1)特に一つであることを強調する気持ちが話し手の頭の中にある。

 I stayed in Tokyo for a week.

この用法の時には、ここでは one week で置き換えることができますね。

 

(2)話し手の頭の中ではわかっている「ある(= a certain )」の意味を持つとき。 Japanese is, in a sense, a mixture of several languages.

 

(3)「いくらかの、ちょっと」のニュアンスを示すとき。

Whales look almost black when seen at a distance in the sea.

 

(4)「~につき(=per)」の意味のとき。

Drink this wine twice a day.

 

(5)代表例として挙げ、その同じ種類の一般を示して言う時。

A dog is a friendly animal.

 

これは確かに一つを上げてその種類全体を代表させていますが、その種類全体を一括して話したいときにはこの不定冠詞の用法は使いません。

 

たとえば、「クジラは絶滅しかけている」という時には、

A whale is becoming extinct. とは言いません。

 この場合には、種類全体を話題にしていますから、

Whales are becoming extinct. か

The whale is becoming extinct. とします。

 

特殊な不定冠詞の用法としては(テストにも良く出ます。)固有名詞の前につける不定冠詞の用法も覚えておきましょう。

 

You have a phone call from a Mr.Yamada.

「山田さんと言う人から電話ですよ」と言う形にあり、話し手と相手の間で、山田さんに対する共通の認識がない時ですね。

 

I could never be a Hugo. ユーゴーのような人にはとてもなれないよ。

That girl is Tokugawa. あの少女は徳川家の人だよ。

My cell phone is a Samson. 僕の携帯はサムスン製品だよ。

 

それでは少し練習問題をやってみましょう。

[問題]

次の文章が正しければ○、誤っていれば誤っているところを直してください。

  • (1) We issued a 8th edition of the magazine.
  • (2)She is generally thought to be a honest person.
  • (3)Their pay was roughly twelve dollars the hour.
  • (4)It was a such beautiful day that I decided to take a walk.
  • (5)Stockhom is quite a beautiful place.



  • どうですかみなさん、不定冠詞のフィーリング、つかめましたか?

    質問がある人は、hanamaru@luciditude.comまでどうぞ。