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基本5文型

レベル:初級~中級
 
    

こんにちはみなさん、英語担当のはなまるです。お元気ですか?

 

先日雑誌を読んでいたらこんなことが書いてありました。

その人は英検や国連英検特A急に輝く実力だということです。

その人が英語というのは語彙の問題で文法は単なるつなぎに過ぎないというのです。

 皆さんも頑張って英語の語彙を豊富にしましょう。

それに皆さんもボーイフレンドやガールフレンドに、「君はすばらしい!」、「君はすばらしい!」とばかり繰り返していては、つまらないですね。

 

もっとも、戦国時代のパワーゲームよろしく、相手を「自分のモノにする」というのが目的なら、そうしてお経のように同じことを繰り返すのも手段としてはアリかもしれませんね。

 

でも、人生を生きてゆくということは大変なことですから、その過程では本当にうれしいこともあれば、やり切れないような悲しいことや辛いこともあります。

 

そんな時にお互いに支えあえるのは、理解しあい分かり合える人です。

ですから、お互いに理解しあい分かり合えるようなコミュニケーションができるということはすごく大切ですよ。

 

それはさておき、語彙の大切さと同じように文法も大切なのはこんな例を考えてみると分かります。

 

主語、動詞、目的語といったものの並んでいる基本5文型というものを習いますね。つまらないようでもあれは心得ておくほうが良いのです。

 

次の文章を考えてみましょう。

To make mistake is human.

これを語彙が完全にわかっているということで、語彙だけ拾って考えると、make ,is がでてきます。

とっさに意味をつかむのはむつかしいはずです。

 

 意味を取るのがむつかしいばかりではなく、次のような文章ですと、まったく逆の意味にとりかねません。

That she is not Democrat is evident.

She, is, Democrat, is が耳に飛び込んでくると、その単語をつないで理解するというやり方で、日常はすみますから、そうするとこの場合は、「彼女は民主党支持だ」という意味でとってしまう人がかなりいます。もちろん話し手が、「彼女は民主党支持ではない」という否定の意味を強調したいときには、NOTを強く言いますから、それも耳に入ってくるのでしょうが、ごく何気なく「彼女は民主党支持ではないよ」と述べるだけでしたら、そんなにNOTが強調されませんから、聞き落とします。

 

実際私がアメリカ人と結婚した日本女性とテレビを見ていた時に彼女は同じような聞き取り間違いをしていました。

 

ですから、語彙を豊富にしてキーワードのみで理解しようとするというのは、危険なことです。

文法構造をしっかりと理解してニュアンスをつかむように努力をしたほうが力はつきます。

 

たとえばこんな商社マンもいました。彼は、商談に行くと自分の商品を売るのに、日本語とちゃんぽんでこうやるというのです。

このおもちゃは、ninety five dollars ね。 OK?

こういうやり取りで十分通じるというのです。

みなさんはどう思いますか?

 

私たちのコミュニケーションは、言語的なものと非言語的なもの(動作は表情など)で成り立っていますから、こうした場合に彼の英語が通じたというのは、幻想にすぎません。

 

早い話が、皆さんが全然知らないスェーデン語やロシア語でできた子供向けの動画をYOUTUBEなどで見てごらんなさい。結構楽しめます。ほとんど話の流れを理解して楽しめます。でも、言葉は何一つ理解していません。

 

さて英語の勉強に戻りましょう。今日はそんなことで基本文系の勉強をしましょう。

 

基本文型を考えるときの基本は、主語(S)、動詞(V)、目的語(O)、補語(C) です。

主語(S)は動作の主体です。この場合の動作というのは、走るとか勉強するというような積極的なもの、能動的なものばかりではなく、たんに存在するとか、そこにいる、というようなものも含みます。

 

動詞は、主語の行う動作ですね。この場合の動作というのは、走るとか勉強するというような積極的なもの、能動的なものばかりではなく、たんに存在するとか、そこにいる、というようなものも含みます。

 

目的語は、動詞の動作の対象となるものですね。

 

補語は上記の、主語、動詞、目的語だけではあいまいな時に補足して使います。

 

さてこれらを順番に見てゆきましょう。

 

普通は、文型の基本は、

S+V

となりますが、私たち日本人は主語を使わないことが多いので、英語を使う時に少し戸惑いますね。

 

道で出会った友達に、「あなたはどこへ行きますか?」とはふつうは聞かないですね。「どこへゆくの?」くらいで主語は表示しません。答えるほうも「スーパーへ行くんだよ」くらいで「僕はスーパーへ行くよ」等とはあまり言いません。

 

イタリア語も、コンテクストで分かるときには主語がはぶかれますね。イタリア語の場合には動詞の活用で変化するのを見ていれば、主語が一人称か、二人称か、三人称かがわかりますが、日本語の場合には、「スーパーへ行くよ」だけですと、「僕はスーパーへ行くよ」、「妹はスーパーへ行くよ」、「あなたたちはスーパーへ行くよ」のどれもが成り立ちますから、主語がないと判断できませんね。

 

私たちはコンテクストやそのほかの非言語的なコミュニケーションを通して判断しているのですね。

 

主語とその主語の示す動作があれば、一つの文が成り立ちます。

I speak.

 

これが、

I hit.

となると、「私がたたく」、だけでは、「何をたたくんだろう?」と思って聞いている方は落ち着きません。つまり動詞が伝えるものが不足しているから、聞いている方が落ち着かないんですね。ここは、「釘をたたく」などのように、「叩く対象」が必要です。

 

こうして、動作の対象がないと落ち着かない動詞を「他動詞」といいます。

この場合の文型が、

S+V+O

動詞の目的語を含む文型になります。

 

同じように、なんとなく落ち着かない文章としては、

I go.

というのもあります。もちろん、

He has gone.(彼は言ってしまった。)

I must go.(もうお暇しなければなりません。)

のように補語なしで使うこともよくありますが、たいては

I go to school.

のように補語があるほうが落ち着きますね。この場合の、to school は、 go という動作の対象ではありませんね。ですから目的語ではなくて、補語が続いているのですね。

 

この文型というのも絶対的な意味を持つものではなく、たんに理解の助けになるものだという程度で考えたほうが良いでしょう。この基本文型という考え方は、Onions と言う人の1902年の本に最初に出てきて広まったものといわれています。

 

それから、対応する日本語で考えるとわからなくなることもたくさんありますから注意が必要です。

 

たとえば、「私たちは島へ近づいている。」などという日本語から考えると、「近づく」という動詞 approch は、他動詞には見えませんね。でもこれは英語では他動詞ですから、

approch to the island

としては間違いですね。ここは他動詞ですから、目的語を直接つけて

approch the island

とします。

 

さてそれではいくつか練習問題をしてみましょう。

 

[問題]

次の文章を活用して、カッコの中に入れて文章を完成させてください。

【buy, find, get, go, keep, leave, make, take】

  • (1) It's time for us to ( ).
  • (2) Don't ( ) her waiting in the rain.
  • (3) She's going to ( ) a party dress for her daughter.
  • (4) The long bus ride will ( ) her sick.
  • (5) Please ( ) these things for me while I'm away.
  • (6) Put on this overcoat and ( ) yourself warm.
  • (7) Can you ( ) me an iexpensive hotel near the station ?
  • (8) I was lucky to ( ) him in when you have to take the test.
  • (9) Don't ( ) nervous when you have to take the test.
  • I must ( ) these books back to the library before it closes.


  • どうですか、皆さんできましたか?答えは、次のようになります。

    [回答]

  • (1)と(2)・・・leave
  • (3)と(4)・・・make
  • (5)と(6)・・・keep
  • (7)と(8)・・・find
  • (9)と(10)・・・get

  • 次回はやはり私たち日本人にはわかりにくい使役動詞について勉強しましょう。