可算名詞・不可算名詞

レベル:中級

今日は私たち日本人にとってどうしても"ピン"と来ないことの多い名詞の可算・不可算とその使い方について勉強しましょう。

 

可算名詞は、一定の形や区切り・限界があり、個数として”数えられる”ものを表す名詞です。 apple とか tree とか、数えられますよね。

 一方、不可算名詞は、個数で数えることができない、とされるものを表す名詞です。 中学校で習う不可算名詞の代表に、waterなどがありますね。 水は切っても切れないから不可算名詞、と教わっている人もいると思います。 そうして数えられないから、不可算名詞の単語には複数のsはつけません。 ですから、two watersではなく, two glasses of waterが正解となるわけです。

 

しかし、日常会話で「水2杯ください」を"Two waters, please"と言うことはレストランなどで自然とあります。 これは、文法的に間違っているが会話では簡単な方がいい、とも解釈できますし、レストランで出てくる水は水道からとめどなく流れてくる水とは違い、品物として数えられるから可算名詞でいいとも言えます。 アメリカ人に聞いてみても、ここら辺の解釈に差があるのですが、とにかくwaterにsは絶対につけてはいけない、とは言い切れません。 ただ、現時点で日本のテスト答案では、waterにはsをつけないのが正解といえるでしょう。

 

では、次の場合はどうでしょう。

-School begins at eight-forty. (学校は8時40分に始まります。)

-There are twelve schools in this town. (この町には12の学校があります。)

上の文では、school は不可算名詞です。下の文では、school は可算名詞です。 この2つはどちらも文法的に正しいものですが、どうしてこうなるかといえば、話し手の頭の中で何をイメージしているかによって分けられます。 上の文では、学校という抽象的な制度、一般的なイメージが問題になっていて、個性豊かな各建物の学校をイメージしているわけではありません。 一方、可算名詞の下の文の学校では、建物や地域性といった個別の特色や区切りがつけられる学校を話し手が思い浮かべているわけです。

 

中学校で習う可算名詞、不可算名詞、単語によって区別することを教える先生もいるようですが、実に臨機応変な使い方のできる曖昧なものです。 これもやはり、たくさん使って徐々に慣れていくしかない、といえます。

では、少し練習問題をしてみましょう。

  問題           

日本文を参考にして、(   )の中を補って、英文を完成してください。

  • (1) 私は今晩は仕事があります。I have (   ) (   ) to do this evening.
  • (2) 彼女は弁護士に相談することにしました。She decided to take legal (   ).
  • (3) 君に忠告をさせてください。Let me give you (   ) (   ) (   ) advice.
  • (4) 手荷物はいくつありますか?How (   ) (   ) (   ) baggage do you have ?
  • (5) 空には雲一つなかった。There (   ) (   ) (   ) in the sky.
  • (6) 昨日は大雨だった。We had (   ) (   ) (   ) yesterday.
  • (7) 就職面接について何かニュースはありますか?Do you have (   ) (   ) about your job interview ?
  • (8) 彼はお金をたくさん持っています。He has (   ) (   ) (   ) (   ).
  • (9) フルーツには大切なビタミンが入っています。(    ) contains essential vitamins.
  • (10) プリンターを直すのに長い時間がかかりました。It took me (   ) (   ) (   ) to fix the printer.

  • 【答え】

    (1) some work (2) advice (3) a piece of (4) many peices of (5) wasn't a cloud (6) a heavy rain (7) any news (8) a lot of money (9) Fruit (10) a long time

     

    どうですかみなさん。名詞に対するフィーリング、身についてきましたか?



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